石積み調の壁材「CAN’STONE – キャン’ストーン」の外壁施工方法(在来型湿式工法)です。
適用下地:コンクリート/ブロック/ラスモルタル
1.下地処理
a. コンクリートやブロック、モルタル下地の場合・・・
下地の点検を行い、清掃後に吸水調整剤をローラーで塗布してください。モルタル下地の場合は、十分な養生期間をとり完全に乾燥していること、不陸の少ないことを確認したのち、吸水調整剤を塗布してください。
b. 木下地の場合・・・
防水紙を張りモルタル下地にするか、ラスカット板の上にモルタル下地を作ってください。十分に養生期間をとったのち「a.」と同じ作業をしてください。
※ポイント※
◎施工は雨天時などは避け、天気の良い日に行ってください。
◎寒冷期に施工する場合、気温が5℃以下の時、施工後養生中に5℃以下になることが想定されるときは施工を行わないでください。
2.張り付け作業の準備
複数のカートン内からストーンを取り出し、作業場に仮置きしてください。
全体的なイメージを作り、貼り付け作業を開始してください。
3.張り付けモルタル塗布
樹脂モルタルを下地にしごくように塗り付けた後、2度塗りして5mm程度の塗り厚に調整してください。一度に塗る面積はオープンタイム(作業時間)30分以内にストーンを張り終わる面積にとどめてください。
※ポイント※
季節や気温などの状況により、オープンタイムは変わります。下地に塗り付けた樹脂モルタルを手でさわってみて手に樹脂モルタルがつかないような状況であればオープンタイムが長すぎる状態です。確認をしながら作業をし、状況に応じてオープンタイムを短くしてください。
4.張り付け(改良圧着工法+ 振動工具使用)
1. ストーン裏面をブラシなどで清掃した後、樹脂モルタルをストーン裏面全面にまんべんなく5 mm 程度塗り付けてから、壁面に張ってください。ストーンの裏面は凹凸がありますので、しっかり裏面全面に塗り付けられているか確認してください。振動工具を使用し、目地部から樹脂モルタルがはみ出すまで十分に押し込んでください。
2. 施工する場所にコーナー部がある場合は、コーナーから張り付け作業を始めてください。コーナーピースには長手と短手がありますので、互い違いに張り付けていきます。
3. フラットピースの張り付けには、まず大きめのストーンをはめ込んでいく要領で進めてください。
※ポイント※
◎ CAN’STONE は吸水率を低く抑えているため、従来のセメント系ストーンの施工の注意点であった、施工前のストーンの水浸しやストーン裏面へのプライマー処理は必要ありません。ただし、下地はその限りではございませんので、下地は状況にあわせた準備をする必要があります。
◎施工は改良圧着張り工法とし、振動工具を使用してください。
◎張り付け途中で接着剤の付着状況を確かめるため、2㎡おきに数枚剥がし、樹脂モルタルが裏面全体に付着しているか確認しながら作業してください。裏面に付着しているモルタルが少なければ、下地への塗厚の再確認と調整をしたり、ストーン裏面に塗り付ける樹脂モルタルの使用量を増やしてください。
5. 加工(寸法調整)
張り付けを上手に納めるために、ストーンの寸法調整をしてください。
ダイヤモンドカッター、手斧、ニッパーなどを用い、なるべく厚みが薄い箇所を、切断・切削または分断作業を行ってください。
6. 目地仕上げ
1. 目地部に目地袋などを用いて弊社目地材のMT-MEJI を充填してください。 特に張り付けの際の目地部の盛り上がりが少ない箇所にはCAN’STONE の厚み1/2 ~同面位まで十分補充してください。
2. 目地仕上は、充填したMT-MEJI が硬化する前に目地ゴテなどでしっかり押さえた後、ササラやブラシを使って荒めにかきすじをつけるように仕上げてください。
※ポイント※
目地ゴテのコテむらがついても気にせず仕上げ、最後にササラやブラシなどを用い、所々ひっかくように仕上げると、目地が風化したように見せることができます。
◎目地無し施工はしないで下さい。
7. 養生・吸水防止処理
通風、直射日光を避け、シート張りなどで養生してください。施工後十分な養生期間をとり、完全に乾燥していることを確認後、ストーン表面のダストや目地のダストを十分にブラッシングしてください。その後に浸透性吸水防止剤「REPEL・S」を噴霧器または刷毛、ローラーなどで塗布してください。
◎CAN’STONEはセメント二次製品となりますので酸洗いは厳禁となります。





