法務省旧本館

2014年8月8日 16:45

Category: 近代建築, タイルやレンガ

霞ヶ関にある法務省旧本館。
ドイツ人建築家の基本設計による、ドイツ・ネオバロック様式の歴史的建造物です。

Justice

私は、この辺の地理に不案内なので国会議事堂を見て、日比谷公園方向に歩いていたら、この建物が突然現れたのでビックリと同時に大喜びでした。
ブログに載せるつもりでいながら、撮影に来ていなかったからです。

19世紀の先進諸国では、ネオ・バロック様式こそ国家の威信を最もよく表現する建築様式とみなして、多くの建物がこの様式で建てられたそうですが、 法務省旧本館もかわらずに、周りの環境と相まって、威厳のある佇まいです。

さて、この建物は小口積み・・・いわゆるドイツ積みです。
サイズは日本の通常サイズより1回り大きい、約120×70ほどのれんがです。

函館金森れんが倉庫

2014年7月23日 19:08

Category: 近代建築, タイルやレンガ

今回のれんが建築は、函館のれんが倉庫・・・金森れんが倉庫です。
観光ですっかり有名になった函館BAY Area。

我が社の若手エースのD君が入社前に撮影したものを掲載しています。
(入社前だというのに、研究熱心です・・・)

写真 1[1] 写真 2[1]

枯れた蔦が覆っているのでわかり難いですが、イギリス積みの倉庫と、フランス積みをベースとした擁壁(「BAYはこだて」と言うそうです)があります。

フランス積みをベースとした、と書いたのは上部がイギリス積みに変わっているのです。

右の画像の上から12段くらいの所から下がフランス積みになっていますね。
(長手・小口・長手・小口・・・・・の順に積んでゆく積み方)

昔は、フランス積みが主流だったそうですが、函館のこのエリアを襲った大火事で多くの倉庫が消失したということです。
そこで再建するにあたっては、不燃材のれんがを使うということとなったそうですが、積み方はイギリス積みに変わっていました。
この擁壁の上部分がイギリス積みなのは、積み増したから、という説があるそうです。

なんにしろ、いい表情をしたれんがであることに変わりませんね。
ガサガサっとしたれんがの表情とか、当社の製品作りにいい刺激を与えてくれています。

三菱一号館美術館

2014年7月11日 19:10

Category: 近代建築, タイルやレンガ

明治時代に建てられた洋風建築には、れんがが多く使われています。
今回のレンガ建築があるのは丸の内。
marunouchi1
丸の内にできた最初のオフィスビル「三菱1号館」です。

ジョサイア・コンドルという三菱お抱えの設計者による、クイーン・アン様式の煉瓦造建築です。
marunouchi2
目地は、ここでもイギリス積み。 そして目地幅は8〜10mmで深目地仕上げ。
れんがを積み上げた後に、目地コテで深目地に仕上げる手間のいった仕上げで、陰影の効果が大きく、いい表情をしています。
marunouchi3
窓周りには約物れんがが使われています。(コーナー部分の面がとられています) こだわりを感じさせる逸品ですね。

ただ、オリジナルは1968年に解体され、現在見る「三菱1号館」(「三菱一号館美術館」)は残っていた設計図や資料をもとに作られたレプリカということです。

ブログを立ち上げました。よろしくお願いします。

2014年6月30日 17:58

Category: タイルやレンガ

ブログを立ち上げました。多分、レンガやタイルや建築に関わることがテーマになると思いますが、力を抜いて、続けてゆきます。どうぞ、よろしくおつきあい下さいませ。

ということで、1回目は横浜赤れんが倉庫でちょっと気になったこと。
旧税関事務所跡
だいぶ前になりますが、カタログのイメージ用にCAN’BRICKを赤れんが倉庫周辺をロケ地に選んで撮影しました。

上の画像は、旧税関事務所跡の朽ちたレンガの前に、山盛りCAN’BRICKをおいて撮影したもの。

ここは、関東大震災で消失して復旧しないでそのまま埋めちゃって、また掘り返して公園のように使っているようですが、私が気になるのは、積み方とかレンガの表情とかで、どうしてもそちらに目が向いてしまいます。
天端辺りのレンガが火災のせいなのか、ちょっと丸っこくなっている。レンガを溶かす火力って・・恐ろしいですね。
それと、左側の上から5〜8段目くらいのレンガ目地が、小口のイモ目地で・・・どうしてこうなっちゃうんでしょう??

こちらは、横浜赤レンガ倉庫2号館
赤れんが倉庫2
きれいなイギリス積みです。(小口積みと長手積みを交互に段を違えて積む積み方)
イギリス積みは強度的にも優れているということと、廃材をあまり出さない点で多く用いられていたそうです。
割り付けの最下段部は小口からはじめて、天端は小口でおさめるのが基本ですが、ちゃんとそうなっていますね。
ところが、次画像。
赤れんが倉庫1 赤れんが倉庫3
柱部分とその左右の目地が1段ずれています。 左から右に勾配のある敷地です。
一番左下部分・・小口で始まっています。それを追っていって太い柱にかかったら、、、あら?長手が積まれている。

こういうものなんでしょうか? 間違って積み始めて、もう戻れない所まで積んじゃったんで、ってことじゃないでしょうね?

あ〜気になる。

 

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    Author: Can'Enterprises,Inc.

    古煉瓦をリアルに再現したキャン’ブリックと、石調やテラコッタ風な床タイルを製造販売。米国製アンティーク調照明デザイナーズ ファウンテンが好評。

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