富岡製糸場 第2章 レンガ編

2016年3月9日 10:25

Category: 近代建築, タイルやレンガ

前回の続きです。

富岡製糸場のレンガを見てみましょう。

 

良質な粘土を産出する富岡近くの甘楽町に釜を作って焼き上げたものです。

レンガ1

当時富岡付近ではレンガなど作ったことがなく、集められた埼玉県深谷の瓦職人に作り方を教え瓦と一緒に焼き上げたものだそうです。

深谷の瓦職人にすれば初めて造ったレンガということになりますが、この時代のレンガの多くが外国人の指導を受け地元瓦屋の技術を用いて製造されていたようです。そういえばレンガって煉瓦って書きますね。

レンガアップ

目地は現代ならモルタルですが、この時代日本ではセメントはまだ製造されてなく代替として下仁田町から採取された石灰を原料とした漆喰と砂を混ぜたものです。

 

ちなみ深谷ですが、富岡製糸場の創業から15年後の深谷に日本初の機械式レンガ工場である「日本煉瓦製造」が設立され、東京駅の構造用(壁の中なので見れません)や万世橋高架橋などで使用されたレンガが焼かれています。レンガの町ともいわれてますね。

これは富岡製糸場からの技術移転と言えそうです。

次章は構造について紹介します。

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